Re:Tepa 0.1.1 リリース

いつの間にか最初のリリースから 2年半(!)も経ってしまいましたがテキストエディター Re:Tepa 0.1.1 をリリースしました。

Re:Tepa のサイトはこちらです。

ReTepaImage

といっても見た目や機能面ではほとんど変化はなく、履歴メニューの位置が移動したくらい。

正直現時点では機能的には不十分で広くオススメできる状態ではないため、ベータ版の前のコンセプトプレビュー版としています。(ちなみにコンセプトプレビュー版というのは「こんな感じで行きます」というのをチラ見せするという意味で勝手につけてます。)

2年半も経っていながらユーザー側にとってはあまり意味のないリリースではありますが、開発している側としては大きなマイルストーンとなっています。(ライブラリーが最新になった分、安定性やパフォーマンスの向上というメリットはありますが...)

実は今回のリリースに当たって、ソースコードを全面的に改修し、全体の 7~8割くらいの内容を書き直しました。

書き直しの最大の理由は採用しているフレームワークを変更したため。詳しいことは 別の記事 にしていますが、最初に採用していた Vue から React というフレームワークに変更しました。それに伴って周辺のライブラリーなども差し替えたため、結果としてほぼ全面的な書き直しとなりました。

とはいえその書き直しに 2年半かかってしまったというわけではなく、実際に着手したのは昨年の末くらいなので、実質半年ほど。

その前は仕事やモチベーションの低下でほぼ開発が中断してしまっていたのですが、このままだと本当に触らなくなっていってしまいそうだったので、一念発起して書き換えを開始。

なんとか自分の誕生日にリリースすることができました。(最初から狙っていたわけではなく、開発を進めていくうちに誕生日が近くなったので合わせることにしました。)

結果的には開発の効率やモチベーションが向上し、今後もやっていくぞという気持ちになったので、やっておいてよかったと思っています。

今後については最初のリリース時点からいろいろと構想は考えているのですが、とりあえず直近の目標はもう少しメモ帳から毛を生やしたくらいのベータ版をリリースすること。

そしてある程度機能が揃ったところで正式リリースとして、ストアアプリなどでも配布できるところまで持っていきたいと考えています。

まだまだ生まれたての状態ではありますが、どうぞよろしくお願いいたします。