今年の駅弁まとめ

今年これまでに食べた駅弁をまとめました。

といってもあちこち出かけていたわけではなく、緊急事態でどこもいけないけど雰囲気だけでも旅気分を味わいたい...ということでしばしば東京駅まで行って駅弁を買って来ていたのでした。

なので、基本的にどれも東京駅のエキナカ (1階コンコースの「祭」か地下のお弁当コーナー) で買ったものになります。

「東京ステーションホテル The 和牛 三美味」 2,480円

しょっぱなから若干変化球ですが、東京駅直結の東京ステーションホテルが期間限定で販売したお弁当です。

駅弁としてはかなり高額ですが (7種類あるうちの上から 3番目くらい) その分、質、量ともに申し分なし。冷めていてもちゃんと肉の旨味、風味を存分に楽しめました。野菜もあえて素材を生かしたシンプルな調理法でゴロゴロと入っているのもポイント高し。ぜひまたやってほしいお弁当です。

「奥久慈しゃもべん」1,100円

奥久慈は茨城北部の内陸辺りですが、買ったのは東京駅。

見た目はいわゆる鳥弁ですが、しゃもを使っているためか鳥の風味と味の濃さが段違い。鳥肉そのものもそうですが、一緒に入ったネギやご飯も鳥の出汁が効いていて美味い。山菜も単調になりがちな味付けの良いアクセントになってます。

「松花堂弁当 ~鯛ごはん~」1,350円

崎陽軒のお弁当なのですが、いつも売り切れていてなかなか買えない松花堂弁当。この時はたまたま最後の 1個が変えました。

季節によってメニューが変わって、この時は春の鯛ご飯モード。野菜が多めで全体的にやさし目でお上品な味わい。シウマイもちゃんと入っています。おかずの品目が多いのが楽しいお弁当です。

「山形旅めぐり弁当」 1,400円

2段重ねのお弁当で、おかずのボリュームがすごいですが、びっくりしたのがご飯がめちゃくちゃ美味いこと。おかずも全体的に濃いめの味付けでご飯が進むものばかり。とにかくご飯を美味しさを改めて感じるお弁当です。

「大玉ほたてとうに弁当」 1,350円

中央に鎮座するデカいホタテに目を奪われがちですが、実は脇にゴロゴロと入った小柱が主役なんじゃないかと思えるほど、ホタテの旨味が凝縮されています。下に敷いたご飯もホタテの味付けご飯になっていて、こちらも風味が濃厚。右上の漬物枠がガリになっているのも、よいアクセントになっています。なんかもうウニはわき役なんじゃないかな。(もちろん普通に美味しい)

「ふつうの津軽のお弁当」1,100円

先ほど食べたてホヤホヤのお弁当。「ふつう」と言っておきながら、どうみても普通じゃないよな...と思い、思わず買ってしまいました。

この手の地元の料理を集めた感じのお弁当にしては珍しく肉料理は入っておらず、海鮮と野菜料理がメインになっています。なかでも「すしこ」というモチ米と赤しそを使った発酵料理は初体験。酸味は控えめでモチモチとした食感なのが面白かったです。

B級グルメというイカメンチは思いのほか重厚な味わい。ほっけの漬け焼きはどちらかというと煮魚のような食感でご飯によく合います。全体的に濃いめの味付けのおかずが多くご飯も少なめなので、お酒のつまみ的にも楽しめるんじゃないかと思いました。

ちょうど今、JR東日本による「 駅弁味の陣 」という、投票で「駅弁大将軍」を決めるイベントも開催されているので、お気に入りのお弁当を探してみるのに良いタイミングではないかと思います。(PRではありません)

以上、よろしくお願いいたします。